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破魔弓の正しい処分方法

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Last Updated on 2024年3月7日 by mhci

「破魔弓を処分したい」
「不要になった破魔弓はどうしたらいいの?」
「破魔弓の買取業者を探している」

破魔弓は初正月を迎える男の子に贈られるものとして有名で、男の子のいる多くのご家庭で飾られています。
これは正月の弓の技を試す「謝礼」という行事において、競技に用いられる的のことを「ハマ」と呼んでおり、これを射る矢や弓をはま矢・はま弓と呼ぶようになり、次第に「破魔」に通じるとして正月に男児のいる家に弓矢を組み合わせた玩具を贈る風習が生まれました。
破魔弓には魔を破ると書いてあるため、子どもが大きくなってしまった後に処分するのを躊躇してしまいそのまま自宅にしまい込んでしまうというご家庭も少なくありません。
そこで破魔弓を処分したいと思っているけれど、どうやって処分すればいいのかわからないという方は、色々な処分方法を検討するようにしましょう。

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寺社で供養をしてもらう

まず破魔弓の処分方法で多くの人が利用しているのが、「寺社で供養をしてもらう」という方法です。
元々は子どもの成長を願って購入したものだからこそ、他のゴミと同じように処分してしまうのは気が引けるという方も、寺社に依頼をして供養してもらうことで適切に捨てることができます。
ただ全ての寺社でいつでも供養を受け付けているわけではないので、いきなり近くにある寺社に持っていっても迷惑をかけてしまう可能性があります。
実際に供養を受け付けている神社・お寺は限定されるので、事前にインターネットで自宅近くで供養をしてくれるところはあるか、もし近くになくても宅配で送ることで遠方で供養してもらえる可能性があるので、チェックしてみることをおすすめします。
基本的に寺社で供養してもらう方法は有料であり、かかる費用の相場はみかん箱1つあたり5,000円~30,000円ほどかかるといわれています。

自治体のゴミとして処分する

他の方法は「自治体のゴミとして処分する」という方法もあります。
この時に特に気をつけたいのが、破魔弓に使用されている材質でありこの材質によってどうやって処分すべきかが変わります。
例えばシンプルな木製の物ならそのまま可燃ごみとして捨てることが可能ですが、金属製の装飾がされているものになると、ほとんどの自治体では不燃ごみに分類されます。
特別なものだからといって、ゴミとしてそのまま捨てられないということはなく、不要になったから通常のゴミと一緒に捨てたいという方にとっては、一番お金もかからず簡単に処分できる方法といえます。

誰かに譲る

どうしてもゴミとして捨てることができないと感じるなら、「誰かに譲る」ことも1つの方法です。
もし親戚の人や知り合いで欲しいという人が見つかれば、そのまま他の人に譲ることで自分で処分する必要がなくなりますし、今後も新しい場所で大切に飾ってもらえるので一番理想的な方法といえます。
ただし周りが同世代の人しかいない場合や、譲って欲しいという人はなかなか見つからないことが多いので、そういった時にはSNSを利用して広く募集してみることをおすすめします。

NGOやNPO、保育園や幼稚園に寄付する

他にはNGOやNPO、保育園や幼稚園に寄付するというのも1つの方法で、寄付を募集している施設があれば一度連絡してみることで捨てずに誰かに使ってもらうことができて環境的にも良い方法といえます。
他の人に譲る場合には、必ず状態を綺麗にしてから譲ることがマナーです。
不用品として捨てる場合は汚れがあっても特に気にする必要はありませんが、他人に使ってもらう場合は自分で汚れを落とし綺麗にしてから渡すか、細かな部分に汚れがあるならプロに任せてクリーニングしてもらうのも1つの手です。

買取してもらう

ゴミとして捨てるには状態が良く、希少価値の高いものに関しては「買取してもらう」ことも1つの方法です。
リサイクルショップや専門店などに持ち込んで査定を出してもらったり、少しでも高値で売却したいなら、オークションやフリマアプリを利用して多くの人に見てもらい、欲しいという人を見つける方法がおすすめです。
ただどちらの方法も自分でお店に持ち込んだり、出品をする手間がかかることから、状態があまり良くない場合には買取を検討する前に処分をするほうがスムーズです。

不用品回収業者に回収をしてもらう

処分したいものが破魔弓だけではなく、他の不用品もまとめて捨てたいと考えているなら、「不用品回収業者に回収をしてもらう」こともおすすめです。
一度に大量の不用品もまとめて回収してもらえることや、今日・明日すぐに処分をしたいという場合も費用はかかりますがすぐに処分が行えるので、手間を省き自宅を整理したい時に非常に便利な方法となります。

自分で供養してから捨てる

「自分で供養してから捨てる」という方法もあり、基本的に供養は寺社に依頼しないと行えないと考えがちですが、正しい手順を踏むことで丁寧に供養を済ませそのまま処分に進めることができます。
自分で行う供養の方法は、弓をきれいな布もしくはタオルで優しく拭き取り、お清めの塩を振りかけます。
後はきれいな白い紙や布で全体をしっかり包んで、専用のゴミ袋を用意してそのまま処分を行うという流れとなります。