何かと話題になる神社本庁とは

「神社本庁って何?」
「神社本庁ってどこにあるの?」
「神社本庁からの離脱について知りたい」

日本には数多くの宗教があります。
代表されるのが仏教でありその仏教はさらに様々な宗派に分かれています。
キリスト教もまたプロテスタントとカトリックとにわかれており、様々な考え方が絡み合っているのが現状です。
仏教は日本由来の宗教のように感じますが、キリスト教と同じように海外から入ってきた宗教となっています。
主にインドや中国から伝来しており、その様子は日本の歴史の書物に数多く記載され、様々なものが出土され歴史的に保管されている状況です。
そのような中で日本固有の宗教となっているのが神社となっています。

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神社とは

神社は神道の考え方により神々を祀るための施設であり、祭祀を執り行うことも多いです。
鳥居によって神の世界と人間の世界とを分けており、鳥居の内側は神域となっています。
日本に神道が生まれたのは自然と密着した生活を送っていたからであり、神社というものはないにしても山岳や川、森や岩、巨木などに神が宿っているとして、昔の人は生活に利用するものと神として祀るものとを分けていました。
いつしかその分け方が明確でなくなったため神社として神々を祀る場所を祭殿とし、区別するようになっています。
なお神社の周りを見ると数多くの木が植えてあり、森のようになっていますがこれは鎮守の杜と言われており、その中には神木があって神木には法連縄が締められています。

参拝の前には必ず手を綺麗にし身を清める

また神社には手水舎がありますが、参拝の前には必ず手を綺麗にし身を清めます。
神社の中に墓地がなく、葬儀なども行われないのは、神社の中は神域であり死をけがれととらえているためです。
すべては神道の考え方に基づくものであり、お墓などは一切建てられません。
近年では再び神道に注目が集まっており、鳥居の美しさや神社がある場所はパワースポットとして考えられるようになり、観光地のようになりました。
昔は結婚式も神社で行われていましたが、一時期キリスト教で行われる教会スタイルがもてはやされ遠のいた経緯もあります。
今では再び神前結婚式が行われるようになり、日本の伝統的な儀式を重んじるようになっています。

多くの神社を取りまとめている神社本庁

神道が注目されるようになってからよく聞くようになったのが神社本庁です。
日本には現在8万5千ほどの神社がありますが、登録していないものもあり実際には10万を超えていると言われています。
この多くの神社を取りまとめているのが神社本庁であり、すべての都道府県に必ず1つずつ設置されているのが神社庁です。
本庁という名前がついていますが、役所的な意味は全くなく宗教法人に基づいた文部科学大臣所轄の宗教法人となっています。
ここでは各都道府県の神社の事務や人事財政、それぞれの神職への指導や祭祀や地域活動の振興を図る活動を行っています。
神社庁そのものは広報的な意味合いがあり、多くの場合都道府県の中で比較的大きな神社の境内もしくは隣接地に配置されている特徴があります。

【参考】神社本庁とは?役割や取り組みについて調査

渋谷区にある明治神宮の横に設置されている

この神社庁を取りまとめている神社本庁もまた渋谷区にある明治神宮の横に設置されています。
なおすべての神社が神社庁に属しているわけではありません。
靖国神社や富岡八幡宮、日光東照宮などは属しておらず、近年ではこんぴらさんとして有名な讃岐の大神社が離脱をしました。
これは宗教の考え方の違いによって起きたのではなく、神社本庁の癒着疑惑、女性を宮司にしない、地域に寄り添わず地域の実情を理解していないなどのことが関係しています。
本来は神聖な場所であるはずなのに、神社本庁の幹部らが癒着をし訴訟も起きているため離脱する神社が増えているということになります。
なお日光東照宮は1985年と比較的早くに離脱をしていますが、後を追うように気多神社が2010年、梨木神社は2013年、そして事件が起きた富岡八幡宮が2017年に離脱しています。

本庁に属する神社で神主になる条件

神社本庁は宗教団体の一つとしてとらえられていますが、この本庁に属する神社で神主になるには様々な条件をクリアしなくてはなりません。
一般的なクリア事項として卒業する大学が決められており、皇学館大学か国学院大学のどちらかを卒業し、その後実務経験を積まなくてはなりません。
さらに神職養成講習会というものが神社庁で開かれており、そこに出席し知識を深め、さらに養成所に通って神社庁からの推薦を受ける必要があります。
必ず神社庁が絡んでおり、なりたいからと言ってなることができる職業ではありません。
仏教も修行を積みますが、それと同じように神道もまた様々な勉強を積んで理解を深める必要があります。
神社は若い人を中心に憧れの存在であり、今日本の良さが見直されています。

まとめ

本庁は再び注目が集まったことを冷静にとらえ、利益を求めず本来の目的を果たすべく努力をしなくてはなりません。
様々なトラブルが生じると離脱する神社が増え、どのような事情があるのかと不信に思う人も増えるので日ごろからそれぞれの地域の神社の実情をしり、対策を講じる必要があります。