【畑塾】日本での女性の政治家の少ない理由について

「女性政治家が少ない理由が知りたい」
「畑恵氏のような優れた女性政治家が必要だと思っている」
「畑恵氏のプロフィール情報を探している」
「畑恵氏の実家はどこ?」

世の中の男女の比率はほぼ男女で半分半分と言う事もあって、世界中の先進国では女性の政治家の比率が増えて、ほとんどの国では半分半分になっています。
そんな中で日本では、男女の比率が同じなのに以前の畑恵氏のように女性が議員に立候補する数も少なく、議員の数も全然増えて行きません。
本来ならば立候補すれば、女の候補に対して女性が一票を入れそうなので、同じ数になると当然思います。
さらに女性の方が長寿なので、100歳になっても選挙の投票権は剥奪されないので、女性の方が長寿人口が多いはずなので女の議員の数の方が多くなってもおかしくないのに現実は男性中心となってます。

畑恵の著書について

畑恵氏が考える女性が政治家を目指さない理由

そこで何故女の人は政治家を目指さないのかを考えてみました。
医学部の大学でも、女医は結婚したら子育てに洗練して辞めるので責任のある仕事には向かないという考え方があります。
何故かというと子供を出産したら日本では、夫ではなく母親が子育てをする習慣が伝統として残ってます。
そして一部の人は政治家は偉い職業だと思っている人がいて、子育てを行う可能性のある女にそんな大切な仕事は任せられないという考えが国民の中に意識としてすり込まれてます。
その考え方は女の人も持っていて、本来自分と同じ性なので応援を得られると考えている女の人から、出しゃばっている女の人は分相応ではないと考えられて指示されないと言うのがあります。
さらに長い年月女は家庭を守っていればいいという考え方でどっぷりとつかった人は、同姓の女の分際で出しゃばっている人を逆に攻撃するために男性候補に入れてしまうから当選し難くなってます。

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男性にこびへつらう職業という意識が付いてしまってイメージが悪い

さらに女の政治家にも問題があって、少数派の女の議員は、出世するために総理大臣や派閥の長をよいしょして出世して発言権を得ているのを見て、女から見て議員は所詮男性にこびへつらう職業という意識が付いてしまってイメージが悪くなってます。
都道府県知事でも女が増えてますが、それらも男性の国会議員にこびへつらっている感じが出て、男性の政治家の顔色を窺って主体的に動いている感じがしません。
そういった今までの手本となるべき女の政治に携わる仕事をしている人を尊敬できないからなろうとしている人が少ないのだと考えられます。
それ以外にも立候補するのに金銭的なハードルもあり、議員に立候補するためにはある程度のお金が必要となっているからです。
議員として立候補するにはお金が掛かるいじょうは、お金を用意する必要があります。
だけど女は男性に比べて、一般的に収入が少なくそういった理由も立候補しない原因となっていると考えられます。
もしも男性と同じような収入を得て、供託金や立候補に必要なお金を用意できるならば議員が増えていくと考えられます。

議員自体が世襲の職業になっている

さらに議員自体が世襲の職業になっている事も原因で、新規の立候補が難しい事も女が少ない原因となっています。
日本は長男の男性が後を継ぐ文化が残っていて、女が継ぐ場合は婿養子を取って男性が継ぐので、女が継ぐ事は稀です。
議員は古い世界で、80歳近い人が派閥の長で仕切っていて、そもそもが保守的な時代に教育を受けてます。
だからそういう議員に長女がいたとしても、男性優位の世界を当然と思っているので、優秀な婿と結婚させて婿を政治家にさせて、長女にはその夫を支えろと教育します。

畑恵氏が考える女性議員を増やす方法

以上にあげた理由から、女性議員を増やす方法を以下にまとめます。
まずそもそも選挙に勝つには、地元の後援会などの地盤と、ばら撒いて票を買うお金のカバンと、知名度がある看板が必要と言われてます。
新規で立候補する人は売れっ子芸能人でもない限り看板はなく、金も普通のサラリーマンではまず無理で会社の経営者とかじゃないと無理で、地元の保守的なお年寄りの後援会会員を利用するか、宗教法人を利用しないと勝てないので地盤も難しくて、この3つが男女関係なく政治の世界への参入者を拒んで来ました。
だからこれらの方法からお金が掛からなかったり、インターネットを使った選挙活動を行なえたり、遊説カーを廃止しない限り難しいです。
当然ですが昔ながらの地盤とカバンと看板で当選した議員が多い国会では、そのような制度になる事は世代交代しないと難しいので数十年は改善しないと考えられます。
それに加えて、国民の考え方も変わらなければ難しくて、例えば子育てを男女で行う文化や会社でも女の管理職が増加しなければ、収入面でも立候補が難しいです。
若い世代でも女が管理職になれば、その分男性の管理職が減るので嫌だと感じる人もいて、中々そういった意識改革が出来て来ないです。
そして見本となる女の議員さんが、尊敬されてそういう仕事をしたい手本にならなければ、目指す人は増えないと考えられます。

まとめ

都市部の知事で、公約を守らず豊洲市場に築地を移したり、何も考えず夜の街関連を繰り返してテレビで発言したりする人がTVで放送されたり、総理大臣のおべんちゃらを繰り返す女の議員が消えてカッコいい議員が増えれば目指す人は増えて増加すると考えられます。

畑恵氏が「主役になり切れない日本の女性政治家」 について語る

主役になり切れない日本の女性政治家たち

世界に目を向けてみると、これまでに多くの女性政治家が登場し、いわゆる主役としてその国のトップ、それに近いポジションで頑張ってきました。

例えば、イギリスでは鉄の女と言われたサッチャー氏が長くイギリスの首相として活躍し、現在でもドイツの首相としてリーダーシップをとるメルケル氏がいます。

またあと一歩のところで手に届かなかったものの、アメリカのクリントン氏も大統領に最も近づいた女性として存在している状況です。

また女性のリーダーは世界的に存在するなど、男女に関係なく、実力のある人が選ばれている中で、日本だけはあまりそうした雰囲気にならないという現実があります。

日本の女性政治家の扱われ方は実に軽いものがあり、初当選議員などをチルドレンやガールズ、マドンナとしてまとめられ、まとめての紹介に留まっています。

選挙戦の報道でも、遊説中に涙を流しながら聴衆に訴えるとかどんな人に対しても頭を下げるなどの光景が目に入り、それが多くの人の関心を集めます。

客寄せパンダのような扱いを受け、結果的に女性が議員になっている率は先進国はおろか、アフリカの後進国よりも低いところがあるなど、到底先進国とは思えない状況に甘んじています。

私も女性政治家を目指そうという憧れのようなものが現時点で存在していないというのがポイントと言えます。

大まかなデータを見ていくと、日本で言う衆議院、世界における下院の女性議員の割合は1割にも満たない状況です。

参議院になると、これとは違う状況になるため、この数字に意外な反応を見せる人は多いかもしれませんが、参議院のように衆議院のカーボンコピーと言われるようなところでは多くの女性議員を擁立できるけど、政権交代に直結する衆議院ではそれが難しいと考える人が多い可能性があります。

日本では女性の割合を一定以上にするクオーター制の導入が検討されていますが、国会議員の既得権益にかかわる問題ということもあり、熱心な議論がなされていないというのが実情です。

参議院を含めて女性が一気に増えたのは元号が平成に変わってから直後の参議院選です。

この時はマドンナ旋風と呼ばれ、土井たか子氏が党のトップとして活躍し、与党がスキャンダル続きで惨敗を喫したのを契機に一気に勢いをつけていきました。

数えた方が早いくらい女性の数は少なかったのが特徴的でしたが、これでようやく2ケタの大台に乗り、現在では2割程度の女性議員がいる状態です。

ただこれでも多い方ではなく、少ない部類となります。

少なくとも4分の1以上の女性がいないことには女性の参政権が活発であると語る状況にないころは明らかです。

土井たか子氏は政治の舞台で主役を務めたこともあり、それから女性でもこれだけやれるという思いを持つ女性が増えてきています。

自治体レベルで見ると、2000年に入ってようやく女性初の知事が誕生し、各都道府県で何人か誕生してくるなど、徐々に自治体にもこうした風は吹きつつあります。

同じ女性が活躍しているのは刺激になり、政治を目指そうという動きになるものです。

国会レベルでみるといまだに客寄せパンダのような状況

ただ、国会レベルでみるといまだに客寄せパンダのような状況です。

選挙で見栄えがしやすいことや、党首や総裁、代表の隣に女性がいることで爽やかさを演出できるというのが非常に大きいとされています。

そんな状況で日本初の女性の総理大臣は誕生するのかですが、結論から言えばそれは十分に可能です。

条件は政策が語れるかどうかです。

「単に反対をするとか、男の政治家をヨイショしているだけでは総理大臣にはなれません。」と以前政治家だった畑恵氏が言っています。

自分がやりたいことを明確にしてそのためなら泥をすすってでも実現させてみせるという気概が必要

自分がやりたいことを明確にしそのためであれば泥をすすってでも実現させてみせるという気概が必要になります。

頑なに持論を主張し、折れることができない女性議員は非常に多く、これではヒステリーを起こしている人と変わりがありません。

交渉が物を言い、折り合いや駆け引きが求められる状況だからこそ、これができない限りは総理大臣にはなれないと言えます。

最近では女性実業家も幅を利かせるようになっており、いわゆるお金集めが簡単に行える人も珍しくありません。

これも総理大臣になるには重要であり、多くのコネクションを持ち、そこからお金をもらうような状況にしないと厳しいものがあります。

市民に根差した政治を目指すことは確かにすばらしいことですが、どこかのタイミングでその市民と敵対する場面が出てくるものです。

そこでブレてしまったら今までの苦労は水の泡です。

そうさせないためには、企業献金などを集められる人になることが大事です。

残念ながら、そこまで強力な人は少なく、結局は党から支給されるお金が頼りになっている部分があります。

市民に根差した政治を目指すとしても、そのエリアの人たちに問題を共有してもらうこと、その人たちが困っていることを知り、それを政策につなげていくことも大事です。

ここまでのことをしてようやく1人の政治家として一人前です。